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チャーリーとチョコレート工場

Charlie and the Chocolate Factory '05 アメリカ

「"ウォンカのチョコは世界一 疑うならどうぞお試しあれ"」

※ネタバレを含みますので、まだ見ていない良い子の皆は注意してね。

※ついでにティム=バートン監督作品つながりで「ビッグ・フィッシュ」(Big Fish '03 アメリカ)についてもちょろちょろ書いてしまっておりますので、こちらを未視聴の方もご注意願います。

ロアルド=ダール原作・ティム=バートン監督・ジョニー=デップ主演。
正直言って、私的・夢のコラボが実現したという感動しきりです。もう、本当に嬉しいタッグの組み方でびっくりしました。万歳!
ロアルド=ダールという作家の作品は、私にとって少女期を語る上で外せないもののひとつです。挿絵のクェンティン=ブレイク氏と共に今でも大好き。その強烈な個性を持つキャラクターは皆生き生きとしていて、ストーリーはブラックユーモアというべき質の高い笑いに満ちている。その上で、家族の大切さや人に対する優しさを忘れない心をさりげなく教える、ということを難なくやってのけている彼の作品は本当に素晴らしいと思います。この人の作品はやはりイギリス独特の(というと御幣があるかもしれませんが…)くせの強さを感じさせるものが多いので、日本では誰もが知っている作家、というわけではないようですが、やはり世界的に有名な作家の一人でしょう。その彼の代表作である『チョコレート工場の秘密』の映画化('71年に一度すでに映画化はされていますが)。その監督が独特の色のある作品で知られるティム=バートンで、主演が今をときめくジョニー=デップと聞いた日にゃあ期待するなって方が無理でしょう。えぇだって二人とも大好きですもの!!(落ち着け)
とはいえ、元が大好きな作品である故に、イメージというのが自分の中に出来上がってしまっていて、それがどう崩されるのか、どう違うのかが気になって見るのが少々怖い面もありました。まさか自分の想像しているままなわけないし。第一それじゃあつまらないしね。どう良い方向に崩されるかが楽しみでもありちょっと怖くもあったわけです。
結論から申しますと、心配はやはり杞憂に終わったわけで。もっと言えば、やってくれたぜ…!って感じです(謎)さすがでしたよ。バートンもデップも。
2時間ちょいの、ファミリー映画としては少し尺の長い映画でしたが、少しも飽きさせないどころか先を知りたくてわくわくさせるバートンの手並みは本当に鮮やか。これは絵本のようなこの手の作品にはとても必要なことだと思う。どんどんページをめくっていきたくなるようなお話。そのテンポが巧で素晴らしいと思いました。
絵本のような、という表現は画面全体の構成も当てはまりますね。冒頭のチャーリーの傾いた家といい、懐かしみと暖かさのある街並といい、城のようにそびえるチョコレート工場といい、見事。引き込まれます。工場の中の様子も、原色バリバリで色とりどり。子供が好きで大人が嫌いそうな、なんか身体に悪そうなお菓子を連想させる草や花がとてもいい"味"を出してます。…欲を言えば、チョコレートの川(と滝)はもっと大きくてどろどろしてる感じでもよかったかなと思いますが(爆)とにかく、このシーンはとても見ていて楽しいシーンなので(だってそこら中、草や土でさえもお菓子で、食べられるなんて素敵!)、もっとじっくり見せて欲しかったです。その他の部屋(というか部署?)も面白かった。カラフルかと思えば一面真っ白な部屋とかもあって、色の使い方に気を使ってるのが分かって嬉しかったです。一つ一つがアトラクションのような世界観が工場内部をテーマパークのように見せてて更にわくわくしましたね(てか最初のからくり人形のとこやチョコの川下りの場面などでTDRを思い出したのは私だけではないはずだ)。奇抜な機械群も奇抜っぽい形で存在していてとても面白かった(意味不明)一番感動したのはエレベーター。すごい!!想像していた以上だった!カッコいい~~!!
そして役者陣。デップのウォンカ氏のインパクトは本当に強くて…(笑)なんかもう外見からしてスゴイし、笑い声は甲高くてカンに触るし、変に神経質だしで、もうなんなの!!(落ち着けって)いやもうさすが"カメレオン俳優"。素敵過ぎる。ちょこちょこ動き回るからその動きから目が離せないのですよ。おかしい。面白い。
そして、子役達も本当に素晴らしかったよ。チャーリー役の男の子は素直な良い子。厭味なく素直な良い子でした。すごい安心して見ていられたし、なんの躊躇いもなく共感できた。チケットがなかなか当たらないときなんて、あとで必ず当たるのが分かってるのにこっちまでしょぼんとしてしまったよ(笑)それからその他4人のザ・クソガキズ(ひでぇ)。もうこれが憎ったらしいの何の(笑)特にマイク=ティービーのすごいしたり顔が忘れられません。すげぇ子だ…(笑)バイオレットやベルーカの形相もすさまじくステキでしたね。よく集めたよこの子たち…。大好きだ(え?)
それからチャーリーの家族たち。うわぁお母さんもお父さんも幸薄そー!(オイ)おじいちゃんおばあちゃんの4人組はとても可愛らしく、とってもほのぼのさせていただきました。4人で向き合うようにベッドに入ってる姿が、貧しいながらも温かい家族なのだということを感じさせて本当良い。この4人本当に大好き。映画の毒の強さをうまく緩和しているというか。まぁこのおじいちゃん達自身個性強いことは強いんですけどね(笑)前半部のチャーリーがチケットを見つけるまでの話が思ったよりも長かったんですが、それを飽きずに見ていられたのはこの4人組のおかげですね。おばあちゃんの「チャンスは誰にもあるわ」って一言はありがちなのに重い言葉だった。
もちろん忘れちゃなりません、ウンパ・ルンパ族の皆さん(笑)いやー、笑わせていただきました!!正直言えば容姿はまったくイメージと違ったのですが、出てくるたびに笑いを誘うむっつり顔は最高でした。ウォンカ氏とのボディランゲージでの意思疎通は爆笑もの。つかデップおかしすぎだよアレ(笑)ウンパ・ルンパの踊りも楽しかったし、なんつっても歌が秀逸でしたね。歌詞は原作のまま(だよね?)ってとこが更に素晴らしい。歌といえば、最初のからくり人形達の歌うウィリー・ウォンカは天才ショコラティエってとこが頭から離れません。あ、あとリス!可愛かったー。
ストーリーとしては、思ったよりも原作に忠実。驚くくらいそのままだった。ただ、子供たちを懲らしめるところはちょっと大げさになってたみたいですね。つか子供たちの性格が更に強烈になってたのか。だって最後皆が家路につくとき、子供たちあんまり懲りてないんだもんよ(苦笑)なんか変な体系になってたりしてても前向きだし、相変わらずわがままだし。うーん図太い。そのかわりに彼らのお父さんやお母さんが肩を落としているようだったのが、なんだか印象的でした。象徴的、とまではいかないだろうけど、なにか今の世を暗示する感じではあったような。
とはいえ、子供たちが懲らしめられる場面はブラックでシニカルでありながら、本当痛快。ダールの作品の一つの特徴として、キャラクターの名前がとても考えられているというのがありますが、もちろんこの作品もその例に洩れず、バイオレットはスミレ色になり、マイク=ティービーはTVの中に入って小さくなってしまうというオチが待っている。その有り得ない仕打ちの突拍子のなさや、名前に表されたそれぞれの性格やダメな部分を強調しつつ見事映像化してた。CG部分が浮かないか心配でしたが、そういうこともなく納得いく形になっていたと思います。これならダールもきっと満足するよ!(何を偉そうに)
逆に、オリジナルにはなかった挿話、ウォンカ氏の過去話と親子の確執。これが入ったことにより、原作ではどこか現実味の無いふわふわとした、ただの無邪気なおかしな人、だったウォンカ氏にぐっと人間性が増したのは皆さんのおっしゃる通り。これによって、ウォンカ氏のただの気まぐれのようだった行動一つ一つにも意味が出てきて、様々に深く考えることができるようになっていました。深く考えるといっても、"難しく"考える必要がまったくないのはいいことだな、と思いました。どこまでも分かりやすいし納得がいく。
正直な話、この映画を見終わった瞬間何を思ったかと言うと、「あー『ビッグ・フィッシュ』見てぇ~!」でした。
バートン監督の前作である『ビッグ・フィッシュ』も、ちゃんと公開中に見ていて、とても好きな作品だな、と思っていたのですが、何故か今回の映画を見た後に考えると本当に好きな作品だなぁとしみじみ思ってしまったのです。そして猛烈にまた見たくなった。てか今この時点でもかなり見たい。理由はまぁ色々あるのでしょうが、やはり、どちらも親子愛…特に父と息子の絆という点でとても安心する形の答えを与えてくれるという共通点があるからだと思う。親子はこうあるべきだ、というのではなく、こうだといいよね、という提案を、優しい目線で描いてる。
どちらの作品も父と息子が長い間分かり合えず、けれど最後には、多くは語らないけれどお互いを許しあえる、という構図は共通しているし、バートンは意図的にそのエピソードを今回の映画に入れたのではないかと思います。家族の大切さという、古臭いテーマに正面から向き合ってけして居丈高にならずかといって下手にも出ず、自分の描き方でそれを撮ったバートン監督の主張は、やはり優しく伝わってくる。両作品ともどこかぎこちない父と息子の抱擁は、あたたかさと照れくささがじわりとくる。今時、そんな話どうよ?なんて言わずに、見直す気持ちをくれる。素直に思えるわけです。
私的に、『ビッグ・フィッシュ』は大人に見てほしいファンタジー。『チャーリーとチョコレート工場』は子供に見てほしいファンタジー。そして親である人にも是非見ていただきたい(笑)

…にしても、クレジット最後の「PLAN B」の文字はまさか…続編やるってこと!?

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二次元萌ェバトン

…えー。あの、まぁそんなわけで。
E様ったらわざわざ気をきかせて回して下さったので、答えてみようと思います。
いやマジでホントに回さないでほしかっ(略)
……いえ、なんでもないです。頑張って答えます(冷や汗ダラダラ)
宣言しちゃったモノは仕方ないので、思いっきりはじけて答えようと思いますよ。
ついてこれるモンならついてきな!!(意味不明)

ではでは。
以下、そういう話題に免疫のある方(というか理解のある方)でお暇な方のみ、お気が向かれちゃったらどうぞです。


…あの。あんまり白い目で見ないでやって下さい。頼むから。

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学校バトン

E様から渡ってきましたー。
おおう、ぶっちゃけネタで困ってるとこだったから助かりました(笑)サンクス!
つーか、このバトンの回答の上に答えてあった某バトンが回ってこなくて良かったとほっとしてなんかしてませんよ(笑顔)でも回ってきたら回ってきたで思いっきりはじけて答える気満々だったなんて、そんなことある訳ないじゃないですか、えぇ(真顔)(何が言いたいの)
また遊ぼうねーってかメール待ってるよ(笑)
以上、私信。


それでは、お暇を持て余していらっしゃる方、暇つぶしにでも以下どうぞ。

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蒼井紅音

  • Author:蒼井紅音
  • 観劇感想がメイン
    小劇場界隈では細々と本名で役者やってます。
    Twitter:@nns_perla630
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