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ブラザーズ・グリム

THE BROTHERS GRIMM '05 アメリカ

『呪われてる』

※ネタバレを含んでおりますので、まだ見てない人は呪われないようにご注意をば。

奇才・テリー=ギリアム。
この監督の頭の中は一体どうなっているのか。可愛い物、楽しい物、恐ろしい物、気色悪い物…色んな物が詰め込まれたおかしなおもちゃ箱のような思考回路なのだろうなぁと、改めて思ってしまいました。
正直言って、一回見ただけじゃ情報量が多すぎて、分かるモンもわかんないんじゃないかと思った(苦笑)とはいえ、見終わってからもう一度考えてみれば話の大筋はとてもシンプルなのだと気付きます。ご自分でも言ってらしたけど、本当にシンプルなものを複雑に描く人だなぁと。シンプルに撮ることが出来ない、みたいに言ってたんだっけな?とにかくその通りでした。
画面は始終ほとんど暗くて、森の中の移動のシーンなんて、どうなってるのかよく分からないとこも多かったし、独特の小道具やセットはどこか不気味でちょっとおかしくて、ブラックユーモア満載で。ついイギリス映画のような気がしてしまいます。ていうかそれはもちろん多分に監督が『空飛ぶモンティ・パイソン』のメンバーだということも関係してるのですが(つーかこれ書くまでギリアム氏がアメリカ人だって忘れてたよ)(爆)アクの強さはやっぱり未だパイソンズに通じる物があって。
…アクが強いだけに、他のお客さん方はどんな感想抱かれたのかとても不安(つーか心配?つーかなんつか)です。私なんかは楽しめたけれど、正直、展開に置いてけぼりくらってぽかーん…みたいな方もいらしたんじゃないかしら…とか(苦笑)『グリム兄弟』というタイトルの映画から予想するのと、恐らく全く違う映画であることは間違いないですからね。私自身も事前に聞いてた内容だけで考えてたのと更に違うとこいくつもありましたもん。自分は楽しく見ただけに、周りの方の反応が気になる今日この頃(笑)皆様もどんな形でもいいから何か刺激を受けて楽しんで下さっていればいいですが。…ってなんか偉そうですみません(汗)
でも、本当に展開の仕方は面白かったです。最初からちゃんと見入ってしまいました。グリム兄弟の性格の相違、というのが最初うまくつかめなかったので、なんで喧嘩してんだこいつら?みたいな感じでちょっと出遅れましたが(苦笑)それと、兄と弟が最初逆だと思ってたから…。だってマット=デイモン童顔なんだもん!(待てコラ)でも、二人の設定は面白かったですね本当。めちゃくちゃふつーに悪者なんだもん(笑)それで悪事(?)がバレて捕まって助かる代わりに王の命令聞いて本当に呪いのかかった村へ赴く。その村では女の子達がいなくなる事件が起きていて…。…あぁ、やっぱり改めて話のあらすじを整理してみるとすごく分かりやすいまとまった話なんだなぁ。それがどうしてあんなごっちゃごちゃな話に思えるんだろう(爆)まぁそこが面白さであり魅力でもあるのかもしれませんが。話をややこしく(?)していた一人、イタリアの男爵(名前が…見てるときからホント覚えられなくて…男爵だよね?)(爆)。こいつなんでいるんだよ意味ないんじゃん?とか思ってたら最後に活躍してて、おぉ疑ってごめんとか思った(笑)良いヤツだったし。拷問好きだけど(爆)アンジェリカも美人でたくましくて素敵でしたー。かっこいいおねぇさんだ。
グリム兄弟をモチーフにしているわけですから、当然グリム童話の登場人物たちも多く登場します(つか重要な役だったりするし) 白雪姫、赤ずきん、眠れる森の美女、シンデレラ、ラプンツェル、ヘンゼルとグレーテル…。それから蛙にキスする話もありましたよね(あれは確か王子になるはずだからおばあさん蛙ではないと思いますが)。それぞれうまい具合に組み込まれていて、キャラクターはとても魅力的で可愛いし、それっぽい台詞が出てくるとなんだか嬉しくなるというか、思わずほくそえんでしまうというか。てかヘンゼル兄ちゃんとグレーテルちゃんが可愛くてきゅんとしちゃったよ…!(爆)あ、あと『斧』ってのが重要アイテムで出てきてたけど、あれはなんの話なんでしょう…斧と言われると、泉に斧を落としてしまった正直者が「お前の落としたのはこの金の斧か?銀の斧か?それとも鉄の斧か?」って泉の精に聞かれるアレしか思いつかんのですが…あの話ってグリム童話だっけ?なんか違う気がするんですが…。分かる人教えて下さい(自分で調べろ)つかグリム童話って木こりとかよく登場するから、割と斧って出てきますしね。…そういやあの銀の鎧も何か話のネタがあるのかなぁ。気付かなかったけど。あったら面白いなぁ。
そして鏡の女王。もーモニカ=ベルッチのきれいなこと!そりゃあアンタが世界で一番美しいと自惚れられちゃってもしょうがないかなーって感じですかね(謎)若い女の子を生贄に自分の若さを取り戻すってのも、どこまでも分かりやすいある意味一途な悪役でナイスでした(爆)呪いとか、魔法の成立条件とか、なるほどって感じで面白かった。なんか昔の風習(?)とかを取り入れてそうな感じで。女の子がもうさらわれないように髪の毛切って男の子の振りするとか、どっかの国の因習でありませんでしたっけ。魔女にさらわれないように、みたいの。鏡が割れてからの展開とかも面白くておぉ、と思いました。呪いの解き方は、いつだって愛する者の口付け(笑)これも童話に則っていて良かったです。
総評としては、見ているときはとにかく展開を追うので精一杯になる、と思いますが、見たあとで考えれば全然難しい話でもないし、やはり気楽に見れるファンタジーなんじゃないかと思います。…ただ人によって好き嫌いの分かれる映画ではあると思いますが(苦笑)私なんかは、話の展開としてはとても面白かったのですが、虫の這いまわる感じがどうも気持ち悪くてちょっと引きました…(苦笑)なんか変にリアルなんだもん…!気持ち悪いよ!ああいうざわざわ系苦手なんだよ…!(逆切れ) あーあと、ファンタジーですが割とグロいシーンも多かったと思います。なにしろ拷問とかでてきちゃいますしね。人も簡単に死ぬし。そういうの駄目な方はご注意をって感じかな。
にしても…「真実は物語より恐ろしいものよ」っていう女王様の言葉はホント、面白いなぁ。色々考えられる。しかしその通りだ。(物語…特に童話なんかは真実より奇麗事の多い話だと思うわけですよ。それはつまり真実より恐ろしくない話なわけですよね。これはその台詞の通りだけど女王が言ってるのはそうじゃなくて、物語の中にも登場人物たちの人生があって、その中には恐ろしい怪物に襲われたり大変な冒険をしたものもいる。そんな死にそうな思いをしている登場人物よりも、現実…そして真実はとても怖いものだ、と童話の世界の登場人物である女王が言っている、というのはなんだかすごく、考えてしまう部分がある。と思う。…まぁこれは日本語の字幕で見た台詞なので意訳かもしれないし、実際の英語の台詞の意味と違うとこあるかもしれないのでなんとも言えませんが。…つーかこの台詞自体うろ覚えなので、字幕にこう書いてあったかどうか怪しいもんですよ…汗)

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ONE PIECE

巻 三十九 "争奪戦"  尾田栄一郎

「てめェの正義もさぞ重かろうが こっちも色々背負ってんだよ!!!」

やっばいくらいに夢中になって読んでしまった…(苦笑)前巻よりも今回のが全然好きでした私。男共がカッコいいったらありゃしない。
今回こそサンジさん大活躍でしたね。つか本気でカッコいいよねアンタさ(真顔)そりゃサンジ熱(?)も上がるってもんだよ。彼のどこが好きって、コックであることに相当の誇りと自信を持ってるとこなので、今回の対ワンゼ戦はいい男すぎて困った(笑)包丁使うと最強か!さすがだ!(何が)…つか、彼の左眼がどうなっているのか、改めて気になってしまった(だって逆さ吊りにされても見えないってどういうこと!髪の毛重力に逆らってるよ!どんな髪の毛だよ!てかそんなに隠されるとホントに何か秘密でもあるのかと思っちゃいますよ尾田センセ!!)(爆)
そして、ゾロ。いや、私ゾロびいきですから。えぇ。大好きよ。つか"羅生門"て…!ネーミングにやられた(何故)なんつーか、車両ブッた斬ったとき、『ルパンⅢ世』の五右衛門思い出しちゃった…。なんか似てるよね。あれ?そうでもない?作品の感じ自体結構似てるような気がするんですけど。…もちろんパクリとかそういうんじゃなくて、雰囲気というか作品のあり方が、ちょっと路線が似てるかなと思います。なんとなくね。
ロビンが前回よりも更に健気で一生懸命みんなを守ろうとしてて、偉いけど悲しくて切なくなりました。早く助けてやれルフィ。…つか、このルフィも言っちゃなんだが、本当に自分たちのわがまま押し通してるだけなんですよね。「死にてェわけねェんだから助けるんだ!!!」って言ってますけど、その通りだと思うんですけど、なんてか、本人の気持ち確認してないし(むしろほっといてほしがってる)、周り思いっきり巻き込んでるし、とにかく自分のやりたいようにやってるなぁと思う。もちろん良い方向に進んでる話だと思うからこれで一応納得できるんですが、一歩間違えばおかしいことになっちゃうよな、とふと思ってしまった。まぁ、そんな難しく考える必要ない話だし、ルフィはそういうヤツだしね。いいんだけど。
にしても「私、"航海士"!」って言い切ったナミ可愛かったな。
そげキングもカッコいいな。そして普通に面白いな(笑)

追記!
今巻の表紙について!今回はカバー下とかはなかったみたいですけど、表紙絵!
ネットで色々観てるときに見かけたというか知ったネタなんですけど、今回の表紙絵、人文字になってますよ…!
フランキー・ルフィ・ゾロの腕がそれぞれ『W・7(ウォーター・セブン)』って表してるように見えませんか?私は見えた!(笑)
尾田先生わざとかな。わざとだったらすごいな!わざとな気がするな。尾田先生だしな!(笑)だってゾロの腕の感じとか明らかに『7』っぽくないですか?あー本当すごい。こういう遊び心に感服。……むしろコレ、偶然だったほうが驚きだ(苦笑)

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蒼井紅音

  • Author:蒼井紅音
  • 観劇感想がメイン
    小劇場界隈では細々と本名で役者やってます。
    Twitter:@nns_perla630
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