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愛し平成、また昇る

第27班
4/29 19:00@シアターグリーン BASE THEATER

「なにかユイのためにできることないかな…?」

2時間半の長丁場でしたが、コメディシーンも人情話もほどよく入って楽しめました。

2015年から突然2010年に戻った世界。5年間の形跡はどこにもないのに記憶だけはみんな持ったまま。まずこの設定が面白いと思いました。記憶にだけあって形には残らないもの。演劇と一緒だなともちらりと思った。ストーリー上、世間は5年後の記憶に基づいた職種だったり生活を送っているようでしたが、5年間は短いようで長いから、肉体の変化やあったものがなかったりで起こる不具合とか、記憶に頼るという曖昧さを考えると、5年前の生活に戻って行くほうが自然なのではないかとは思いました。…とはいえ描かれていた通り恋愛感情のもつれや犯罪など起きたことをなかったことにできない、したくないことはいっぱいあるなぁと。私だったらと考えたとき、あの出来事もあの出会いもなかったことになってしまうのかと思ったらとても寂しくなった。なまじ記憶はあるから、やり直したいと思う場面もたくさんあるけど、まったく同じ局面がくることなんてきっとないのだろうし。そして生死の問題。人間だけでなく生物すべてと定義づけられてる設定に考えてるなぁと思って楽しめたし、死に関しては運命のように決定されているということであるというのが、いろいろ考えた。2011年の震災に言及されたとき、やっぱりその話題を避けては通れないよねと思ったけれど、それでも単純な蘇りではない感じでいままで見てきた震災関連のお話の中で一番自分の中でしっくりくる話題の触れかたでした。政府どころか日本中激動だったんだろうけど、そのことについては簡単なアナウンスで終わったことも逆によかったのかも。壮大な設定だったから突っ込みどころも多いのですが、突っ込むのは野暮だなと思う程度に若者たちの成長物語であり、家族の物語であり、楽しかったです。
途中で入るコメディシーンがなかなか王道に突き抜けていて笑いました。ホスト大喜利は本当話の真ん中くらいのブレイクタイムで緊張が緩む感じでよかった。いや普通に爆笑したよ私は(笑)

もりみさきさんの素朴なかわいらしさがよかった。富田喜助さんの声が好みでした。坊薗初菜さんの存在感素晴らしすぎる。横手慎太郎さんはまごうかたなきいい役でしたね。髪の毛すっきり!(笑)いややっぱりたたずまいが素敵だと思いました。

(2015/4/29記載)
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