FC2ブログ
Welcome to my blog

どろんこ短編集

劇団どろんこプロレス
10/31 19:00@新宿眼科画廊

「遠距離恋愛みたいになっちまったなぁ」

数学と物理学になぞらえた短編2本。初見だったのですが、わたし劇団名からもっとギャグテイストなお話やるのかと勝手に思ってたので意表突かれました。めっちゃ面白かったし好みでした。
各話の前に、作・演出さんからタイトルに関した簡単な講義がありそれもまたわかりやすく面白かったです。現役の物理の先生だそうで、まじかすげー。虚数=iとか久しぶりに聞いたー(文系脳)

「愛の二乗」マイナスとマイナスはかけるとプラスになるけど、愛(i)をかけるとマイナス(-1)になってしまう話。
けれどマイナスになるといってもネガティブになるということではなく。愛は残るかけ算でした。いつまでも一緒にいることはできなくても一緒にいるときは憎まれ口ばかりで、でも一番身近で大事な存在だったっていうお話。どこにでもいるような老夫婦の会話が本当に自然でその場でただ言い合ってるだけみたいだった。最後のしんみり加減は、ちょっとだけ祖父が亡くなった時の祖母を思い出しました。
「中間子論」物理学の用語であって私の貧弱な脳では全然理解が追い付かなかったけれど、湯川秀樹氏がノーベル賞を取るきっかけになった理論で、離れている中立な電子を結びつける力のこと。らしいのはなんとなく理解。離れているからこそ働くつながる力。
計算された動きと台詞の重なり合いは見ていて楽しかったし映像チックで素敵だった。そのうえで手紙のシーンはとにかくしびれた。こみあげてきてのど元熱くなって苦しくなった。全然言い表せないけどめっちゃ共感したというか。「さよなら。いま、手を放します。」結局彼女は飛び降りてないといいなと思います。そこがすごくあいまいでぼかされていたから余計に。

まったくもって名前を出しにくい芸名の方ばかりの劇団だなあ!(笑)浅田さんのおばあちゃんは憎めなくてよかったです。鋼太さんは学生でいたら絶対人気者っぽかったから、声かけるところのもだもだ感ときめきました。遠藤ちえさんマジすげえ。月9のヒロインだった。かわいかった、熱演だった。半端なかった。

(2015/11/4記載)
スポンサーサイト



Comments 0

Leave a reply