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玉川上水心中

めがね堂
11/29 14:00@RAFT

「小説家というのは、随分と偉いんですね」

太宰治っていうひとにはどうしてこんなみんな魅かれるのでしょうね、ということを考えながら拝見しました。面白かった。

太宰作品を読むようになったのは恥ずかしながら最近からですが、当然なんだけどこのひとマジで文章うまいな読ませるなというのが第一印象でした。弟(読書家)なんかは垣間見えるナルシズムが鼻につくようで、絶対こいつとは友達になれないと言っていましたが、私小説みたいな自分をモデルにする話は男性にしたらそうなのかもしれません。女性から見た彼はきっと素晴らしく魅力的な駄目男だったんだろうなと勝手に想像しました。なんで自殺したのか、男性ははっきりとした真相を知りたがるけれど、女性はそういう危うい男性に理由もなく魅かれるってことも感情で理解したりとか。自殺未遂を繰り返すとか逸話も多く残っているしそういうところがいまでも彼にファンが多い理由のひとつでもあろうと思います。「グッド・バイ」も「駆け込み訴え」も読んでいたから準えていたのも面白くわかりやすかったです。導入の仕方が上手くて話に入っていきやすかった。幽霊増えてたら怖いだろうなぁ(笑)

佐藤匡さんのタクシー運転者とてもよかったです。あ、刑事も(笑)奥さん役の杉原幸子さんの苦労しつつも貞淑な奥さん像が印象的でした。加藤大輔さんは理知的でいながら駄目男な太宰像でかっこよかったです。

(2015/12/1記載)
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