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木に花咲く

ハチス企画
1/18 19:30@アトリエ春風舎

「なぜひとは花が咲くと酒を飲まずにいられないかわかるか?」


作:別役実。演出:蜂巣もも。昭和の会話劇を身体的アプローチで現代劇にしていらした。

役者の皆様体の使い方がうまくて観ていて緊張感あって面白かった。壁の布団の前で縮こまったりの動きがちゃんと布団の上での動作に見えたりとか。試行錯誤も含めて演出意図が見えたりわからなかったり自然と分ったりと様々な場面がゆっくりつながっていて、観ていて飽きなかったです。なんていうかこういう現代劇って意味わからないからなんかすごいけどつまらない、みたいになっちゃうこともあると思うんですけどそれはなくて。脚本が別役実の会話劇だからかな。幻のおじいちゃんと話すおばあちゃんのシーン好きでした。男女逆転の演出意図とは…とか思ったり。いやこれは最近観ることや考えることが多いのでつい。それとは別に家族のかかわり方についてもすごい考えました。親の子に対する過保護、過干渉とか祖母との三世代同居とか、気まずかったり居心地悪かったりの空気感とか。不条理劇かもしれないけど実際にあった事件がベースになってたり、あくまでも日常の延長である脚本だと思いました。見た目、身体的には会話していないのにちゃんと家族の会話劇だったな。

串尾一輝さん出ずっぱりで神経使う役で精神力すごいと思いました。緊張感がずっと途切れなかったしちゃんと中心にいらした。小寺悠介さんの声やっぱり良いなと改めて思う。小寺さんのマスオさん感すごくよかった。背中が曲がってる感じとか指の変な緊張感とか疲れた日常感の表情とか。会話劇として重要な役だったしあの演出の中でちゃんと実在感があるというのはやっぱりすごいと思うし素敵な役者さんだなだいすきだなと思った。

(2017/1/21記載)
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